野球選手として世界で大活躍している大谷翔平選手。
偉大な記録を作り続けていますね!
大谷翔平選手の成功の秘密は、昔から大切に伝えられてきた
「論語」の教えと深く関係していることがわかりました。
今回は、大谷選手の考え方や行動から学べる5つの大切な力について、
論語の言葉を使って分かりやすく説明します。
これらの力を身につければ、みなさんも世界で活躍できる人になれるかもしれません。
さあ、一緒に大谷選手の秘密を研究してみましょう!
1.努力する力 – 学而不厭(がくじふへん)
子曰、黙而識之、学而不厭、誨人不倦、何有於我哉。
(しのたまわく、もくしてこれをしり、まなびていとわず、ひとをおしえてうまず、なにかわれにあらんや。)
簡単な説明:
「もくしてこれをしり」:黙って観察し、理解すること「がくしてあかず」:学ぶことに飽きないこと
「かいじんうまず」:人に教えることに疲れないこと
「なにかわれにあらんや」:これらのことが自分にできないはずがない
簡単な解説:
この教えは、学ぶこと、理解すること、そして教えることの重要性を強調しています。これらの態度を持ち続けることが、自己成長と他者への貢献につながるという孔子の教えを表しています。
大谷翔平選手の成功の秘密の一つは、努力を惜しまないことだと思います。
論語の「学而不厭」という言葉は、「学ぶことに飽きない」という意味です。
大谷選手は、毎日練習、リハビリを欠かしません。
また、常に新しい技術を学び続けています。
私たちも、勉強や趣味など、好きなことを毎日少しずつ続けることが大切です。
たとえば、英語の単語を1日5つ覚えるなど、
小さな目標を立てて実行するといいですね。
そうすれば、いつの間にか大きな力がついているはずですよ。
2. 挑戦する力 – 知之者不如好之者(これをしるものはこのむものにしかず)
子曰、知之者不如好之者。好之者不如楽之者。
(しのたまわく、これをしるものはこれをこのむものにしかず。これをこのむものはこれをたのしむものにしかず。)
簡単な説明:
「これをしるものはこれをこのむものにしかず」:
何かを知っているだけの人は、それを好む人には及ばない「これをこのむものはこれをたのしむものにしかず」:
何かを好む人は、それを楽しむ人には及ばない
簡単な解説:
この教えは、単に知識を持っているだけでなく、その対象を好きになり、さらには楽しむことの重要性を説いています。学びや仕事において、楽しみながら取り組む人が最も優れた結果を出すことができるという考えを表しています。
大谷選手は、投手と打者の二刀流という新しい挑戦をしています。
論語の
「知之者不如好之者」は、「知っているだけの人より、好きで実践する人のほうが優れている」
という意味です。
新しいことに挑戦するのは、最初は怖いかもしれません。
苦手な教科があっても、好きなことを使って勉強すれば、楽しく学べます。
例えば、国語が苦手だったら、大好きな漫画のセリフを使って文章を作ってみましょう。
そうすれば、楽しく練習できますよ。
英語の発音を上手くなりたいときは、
好きな歌手の英語の歌詞を真似して歌ってみるのも良いですね。
このように、好きなことを使って勉強すれば、いつの間にか上手になっているはずです。
3.協力する力 – 君子和而不同(くんしわしてどうぜず)
子曰、君子和而不同、小人同而不和。
(しのたまわく、くんしわしてどうぜず、しょうじんどうじてわせず。)
簡単な説明:
「くんしわしてどうぜず」:
君子(りっぱな人)は他の人と調和しながらも、自分の意見をしっかり持っている「しょうじんどうじてわせず」:
小人(よくない人)は表面的に同調するだけで、本当の意味で他人と調和していない
簡単な解説:
他人と協調しながらも自分の考えを持つことの大切さを説いています。
単に周りに合わせるだけでなく、自分の意見を持ちつつ、他人とうまく付き合うことが重要だという孔子の教えを表しています。
大谷翔平選手は、チームメイトや監督、コーチたちと協力して成長しています。
論語の「君子和而不同」は、
「立派な人は他人と仲良く付き合い、自分の考えをしっかり持っている」
という意味です。
グループ活動やクラスの係の仕事など、
友達と協力する機会はたくさんありますね。
その中で、自分の意見をはっきり言いつつ、
他の人の意見も尊重することが大切です。
例えば、文化祭の出し物を決めるときを考えてみましょう。
自分のアイデアを出すのはもちろん大切です。
でも、友達のアイデアに耳を傾けることがもっと大事です。
みんなの意見を聞いて、それぞれの良いところを取り入れれば、
もっと楽しくて、面白いアイデアが出てくるはずです。
自分一人であれこれ考えるよりも、
みんなで協力しながら、みんなのアイデアを取り入れながら、
自分の考えもまとめることも大切なんです。
4. 自己管理する力 – 吾日三省吾身(われひにさんせいす)
曾子曰、吾日三省吾身、為人謀而不忠乎。与朋友而交不信乎、伝不習乎。
(そうしのたまわく、われひにさんせいす、ひとのためにはかりてちゅうならざるか。ほうゆうとまじりてしんならざるか。ならわざるをつたうるか。)
簡単な説明:
「われひびにさんせいす」:
私は毎日自分自身を3つの点で反省する「ひとのためにはかりてちゅうならざるか」:
人のために何かをするとき、誠実でなかったかどうか「ともだちとまじわりてしんならざるか」:
友人と付き合うとき、信頼できる態度だったかどうか「ならわざるをつたうるか」:
人から教わったことを、うそ、あやまちなく伝えることができたかどうか
簡単な解説:
日々の自己反省の重要性を説いています。他人への誠実さ、友人との信頼関係、学びの姿勢という3つの点で自分を振り返ることの大切さを強調しています。
大谷翔平選手は、食事や睡眠、トレーニングなど、
自分の生活のすべてをしっかり管理しています。
論語の「吾日三省吾身」は、
「自分の行動を1日3回振り返る」
という意味です。
毎日の生活を振り返り、良かったことや改善点を考えることは大切です。
例えば、就寝前に今日の出来事を日記に書いてみましょう。
勉強がはかどった日は何が良かったのか、
ケンカをしてしまった日は何が原因だったのか、
振り返って考えてみるとよいです。
そうすることで、少しずつ自分を成長させることができます。
5. 継続的に勉強する力 – 学而時習之(まなびてときにこれをならう)
子曰、学而時習之、不亦説乎。有朋自遠方来、不亦楽乎。人不知而不溫、不亦君子乎。
(しのたまわく、まなびてときにこれをならう、またよろこばしからずや。ともあり、とおきところよりきたる、またたのしからずや。ひとしらずしてうらみず、またくんしならずや。)
大谷選手は、どんなに活躍しても毎日の練習を止めることはありません。
論語の「学而時習之」は、
「学んだことを繰り返し勉強する」
という意味です。
これは、常に学ぶ姿勢を持ち続けることの大切さを教えています。
テストで100点を取っても、まだ知らないことはたくさんあります。
スポーツで優勝しても、もっと上手くなれる可能性があります。
「もっと学びたい」「もっと上手くなりたい」
という気持ちを持ち続けることが大切です。
まとめ
大谷翔平選手の成功から学べる5つの力を、論語の言葉と共に紹介しました。
- 努力する力:毎日少しずつ続けることが大切
- 挑戦する力:好きなことを見つけて楽しみながら挑戦する
- 協力する力:自分の意見を持ちつつ、他の人とも協力する
- 自己管理する力:毎日の行動を振り返り、改善点を見つける
- 継続的に勉強する力:常に学ぶ姿勢を持ち続ける
これらの力を身につけることで、みなさんもグローバル時代に活躍できる人になれるでしょう。
大切なのは、毎日少しずつ実践することです。
今日から、自分にできることから始めてみましょう。
きっと、未来の自分は今よりもっと素晴らしい人になっているはずです!
ごあいさつ
塾長のご挨拶
五誠塾では、2500年の歴史を持つ論語と弟子規、
そして禅の教えを通して、子どもたちの心を育み、
未来を切り拓く力を養います。
一人ひとりの個性を大切に、共に学び、成長できる
「ふれあい教室」を目指しています。
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エンパワー五誠塾 吉本幸司
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