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【親ができる不登校サポート】朝起きられない!不登校のリスクになるかも?不登校の原因と対策を調査

子どもさんが頭痛や腹痛などで毎朝起きず、学校に行けないことでお悩みではありませんか?

病院に行っても異常なしと言われ、どうしてよいか分からない方もおおくいらっしゃると思います。

本記事では、不登校の原因に焦点をあて、その背景にある発達障害、起立性調節障害についても書いていきたいと思います。

塾長

お力になれるとうれしいです!

この記事でわかること

・不登校の主な原因
・発達障害と不登校の寒冷性
・子どもの朝起きられない症状と起立性調節障害(OD)の関連性
・朝起きれない子どもへの対応方法
・不登校からの回復に向けた親のサポート方法

目次

不登校になるときの主な原因とは?

小学生の不登校には様々な原因がありますが、主なものとして以下が挙げられます:

  1. 学校環境への不適応
  2. 友人関係のトラブル
  3. 学習の遅れ
  4. 家庭環境の変化
  5. 体調不良

不登校になる多くの場合、環境の急激な変化に適応できないことが原因となることが多いです。

幼稚園や保育園から小学校への移行、小学校から中学校、中学校から高校など、
環境の変化は子どもにとって大きなストレスとなります。

そのストレスが強くなりすぎると、不登校の原因となることがあります。

ここで重要なのは、不登校になる原因がいろんなことが絡み合って起きているということです。

不登校の原因は1つだけではないということです。

子どもの様子をよく観察し、どのようなことが心に影響を与えているか、
対話を繰り返しながら、丁寧に捉えることが大切になります。

不登校の隠れた原因 – 不安と精神の関係

不登校の背景には、様々な不安が隠れています。

  • 朝になると体調不良を訴える
  • 宿題ができない、わからない
  • 漠然とした不安感がある
  • 学校に対する強い緊張感
  • 制服がイヤ
  • 給食の時間が嫌い
  • 進級できるか不安
  • きょうだいが不登校

参考:文部科学省委託事業 不登校の要因分析に関する調査研究 報告書

これらの不安は、体の症状として現れます。

「お腹が痛い」「頭が痛い」という症状には、心の不安が表に出てきた症状かもしれません。

周囲から見ると元気そうなので、「怠け」「甘え」と勘違いしやすい症状の出かたでもあります。
周囲から勘違いされやすい症状であるというのが起立性調節障害の特徴です。

起立性調節障害の一番の特徴は、朝起きると、体調が悪く、学校に行きたくない。
だけど、午後から友達と遊んだり、急に元気になる。
だから、怠けていると思われる。

発達障害のお子さんの場合は、「授業についていけない。授業が全く分からない。だから、行きたくない」「自分では普通にしているのに、先生から怒られる」という不安の気持ちから、不登校になるケースもあります。

このような不安は一時的にではありません。

不安な心は、お子様の心と身体両面からサポートすることが大切です。

専門家に相談しながら、まずはゆっくりと心の回復を目指していきましょう。

子どもの不登校の隠れた原因?-起立性調節障害

朝起きない、午前中の頭痛、立ちくらみなどの症状でお悩みの子ども様が増えています。

このような症状の背景には、起立性調節障害(OD)という病気が隠れている可能性がございますあります。

実は、中学生の約10%が起立性調節障害と診断されており、まれに起こる病気ではありません。不登校の子どもの約半数が起立性調節障害を併発しているというデータもあります。

午前中は症状が重く、午後になると改善する傾向があるため、「怠けている」と思われることも多いです。これらの症状は自律神経の乱れによって起きる病気であるという認識を持つことがとても重要です。

立性調節障害(OD)は、熟知しているお医者さんでなければ、発見しにくいので、
診断内容に納得のいく病院、お医者さんに当たるまで、根気よく探すのも重要かもしれませんね。

起立性調節障害とは、自律神経の働きが乱れることで、
起立時に脳への血流が不足し、めまいや立ちくらみ、
倦怠感などの症状が現れる病気です。

特に朝方に症状が強く、午後になると回復する傾向があります。

起立性調節障害の主な症状:

  • 朝起きられない
  • 立ちくらみやめまい
  • 全身の倦怠感
  • 頭痛
  • 食欲不振

これらの症状が複数見られる場合、起立性調節障害の可能性を疑う必要があります。
起立性調節障害は不登校のリスクになるので、早く気付いてあげることが大切です。

塾長

中学3年生の時、原因不明の不明の頭痛が続いて、病院をはしごしましたが、原因が分かった時はうれしかったです。原因を見つけるって大事ですね。

不登校と起立性調節障害の関係性(小学生)

小学生の不登校と起立性調節障害には深い関係があります。

不登校児童の約30-40%に起立性調節障害が見られるという研究結果もあり、決して珍しい症状ではありません。

朝になると頭痛や体のだるさ、腹痛などの症状が出て、
午後には元気になるという特徴的な症状パターンがあります。

これはなまけや甘えではなく、
自律神経の乱れによって引き起こされる病気かもしれません。

文部科学省の調査では、小学生の不登校の主な要因として「無気力・不安」が挙げられています。

その背景に起立性調節障害という病気が隠れているケースもあります。

お子様が朝起きられない、体調不良を訴える場合は、
起立性調節障害の可能性を疑い、小児科などお医者さんへの相談を検討すること重要です。

不登校と起立性調節障害の関係性(中学生)

中学生の不登校と起立性調節障害の関係は、小学生の時期よりもさらに深刻になる傾向があります。

中学生の起立性調節障害の症状の特徴とは?

  • 朝、起きれない
  • 午前中、頭痛がひどい
  • 食欲がなく、吐き気を伴うこともある
  • 朝礼など長時間立っていると気分が悪くなり、失神することがある
  • 体育のときめまいがするときがある
  • 授業の復習、学んだことを覚えようと思っても覚えられない、記憶が続かない
  • 体全身がだるい
  • 午前中は頭痛があったりつらかったけど、午後になると不思議によくなる
  • 無意識にイライラすることがある

思春期に入り、ホルモンバランスの変化や学業のストレスが加わることで、症状が顕著になることが多いのです。

特に女子生徒に多く見られ、ストレスを自分の中に溜め込むタイプの生徒が発症しやすい傾向があります。

中学生になると部活動や受験のプレッシャーなど、新たなストレス要因も加わってきます。

また、学校から帰ったあとは、塾に行ったりして、夕食の食事間や就寝時間が遅くなります。不規則な生活になってしまいます。

これにより、家での日常生活、そして学校生活のリズムが崩れ、不登校になってしまう原因につながっていきます。

文部科学省の調査によると、中学校での不登校の割合は小学校と比べて約4倍に増加しているそうです。

この増加の背景には、食事時間や寝る時間が不規則なっていることがあります。

体に出ている症状があまりにもひどいときは、担任の先生、保健室の先生、または病院に相談することも必要かもしれません。

参考記事
起立性調節障害の症状を小中高生別に解説
起立性調節障害から「不登校」になることはある?

発達障害が不登校の原因になる?

発達障害のある子どもは、学校生活で様々な困難があります。

友達ができているのに自分だけできない、簡単な足し算や引き算ができない、ひらがながわからない。

友達と違う自分に気付いて、学校に行けなくなったりします。

各種発達障害のあるお子様は以下の特徴から不登校につながることがあります。

LD(学習障害)の場合
  • 読み書きや計算の難しさから学業についていけない
  • 努力しても成果が出ず、無気力になりやすい
  • 「自分だけができない」という劣等感を抱きやすい
ADHD(注意欠如・多動性障害)の場合
  • 不注意でルールや決まりごとを忘れてしまう
  • 衝動的な行動により友達とトラブルになりやすい
  • 失敗経験の積み重ねにより自己肯定感が低下する
自閉スペクトラム症(ASD)の場合
  • 人とのコミュニケーションが苦手で、友人関係でトラブルになりやすい
  • 環境の変化に適応があれば、教室移動などでパニックを起こすことがある
  • 感覚過敏により、学校の刺激(音や人)で疲れやすい

これらの障害の特性により、学校でストレスを感じることとが多くなり、不登校のリスクが生じてきます。

発達障害のお子さんが感じる学校生活での困難と不安について

発達障害には、それぞれの特徴があります。

学習障害(LD)のお子様は、知的な発達に遅れがない限り、特定の学習面でかなり困難を示しています。


・書くことが非常に苦手で、文章を読むのに時間がかかる
・文字の形や大きさを揃えて書くことが難しい
・計算や数の概念の理解が特に難しい

ADHDのお子様は、以下のような行動特性が見られます。

不注意:集中力が続くかず、忘れ物や失くし物が多い
多動性:じっとしていることが苦手ですが、常に体を動かしている
衝動性: 順番を待っていない、考えずに行動してしまう

自閉スペクトラム症(ASD)のお子様には、次のような特徴が見られます。

対人関係の難しさ:相手の気持ちを理解することが苦手
こだわりの強さ:決めた手順や方法を変えることが難しい
感覚の特異性:音や光などの刺激に敏感に反応する

これらの特性により、お子様は学校生活でさまざまな困難を経験することがありますが、それぞれの特性を見極め、適切な支援を行うことで、困難を軽減することができます。

適切な支援により、お子様の可能性を伸ばすことが可能です。

朝起きられない子どものためにできること(起立性調節障害の悩み)

起立性調節障害が疑われる場合、以下のような対応をとることをお勧めいたします。

  1. ゆっくりと起こす:急に起こすのではなく、時間をかけてゆっくりと起きましょう。
  2. 朝日を浴びる:ベッドの中に寝ていてもよいので、カーテンを開けて朝日を浴びること、お勧めです。
           朝日を浴びることで自律神経の調節にも役立ちます。
  3. 水分補給:起来た時に水を飲むことで、体の機能が動き出します。
  4. 生活リズムの調整:就寝時間と起床時間を一定にし、規則正しい生活リズムを作ることも重要です。
  5. 適度な運動:日中の適度な運動は、筋肉を動かすことで体も疲れやすくなりますし、自律神経の調整にも
          効果があります。
  6. ストレス軽減:学校や家庭でのストレスを軽減する工夫をしましょう。

つらい症状が1か月以上続く場合は小児科の先生に相談することも考えてくださいね。

朝起きれない、不登校の回復に向けて -親ができることとは?

まずは、子ども様の今の症状・状態を受け入れてください。

今出ている症状は、なまけや甘えではなく、病気であるということを認識することが大事です。

子どもの不登校からの回復には、親のサポートは欠かせません。

親ができるサポートとは?

  1. 理解と受容:子どもの気持ちを冷静に、受け入れることが大切です。
  2. 安心できる環境づくり:家庭を安心できる居場所にすることで、お子様の心の回復を助けます。
  3. 子どもの体調管理:食事や親子でできる体操を取り入れながら、できるだけ子どもと一緒に行動することも
             子どもの体調管理に大切なことです。
  4. 専門家への相談:必要に応じて、スクールカウンセラーや医療機関(小児科)に相談することも検討しましょう。
  5. 段階的な登校:無理に毎日、学校に出席させるのではなく、短時間の登校から始めるなど、
           段階的に学校に慣れさせていくことも1つの方法です。

家庭でできる対策と病院への相談のタイミングはいつ?

以下の項目をチェックしてみて下さい。

子どもの様子に変化が見られたら、以下の症状があるかチェックしてみてください。

●起立性調節障害の症状チェック

□立ちくらみ
□失神
□気分不良
□朝起床困難
□起き上がった時の頭痛
□腹痛
□動悸
□午前中に調子が悪く午後に回復する
□食欲不振
□乗り物酔いしやすい
□顔色が悪い

鉄欠乏性貧血や心疾患、てんかんなどの神経疾患、副腎、甲状腺など内分泌疾患などの病気を患っていない上で、3つ以上が当てはまる、あるいは、当てはまるものが2つ以下でも症状が強いようなら起立性調節障害を疑いましょう。

起立性調節障害の対策

症状が1か月以上続く場合、まずは小児科の受診をおすすめします。

中学生も小児科受診をおすすめいたします。

医師による検査で正確な診断を受けることで、適切な治療法を見つけることができます。

整体による起立性調節障害へのアプローチ方法とは?

整体では、起立性調節障害を良くするために、
自律神経の働きを調整していきます。

体の3つの場所を使って整えていきます。

体のどの部分を整えるの?

1番目のポイント:背中・肩・首

背中や肩、首の固くなった筋肉をやさしくほぐします。

特に猫背の人は、悪い姿勢が体の調子に大きく影響を与えているので、姿勢を正しく整えることも大切です。

2番目のポイント:ふくらはぎ(下腿部)

ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれています。

ここのかたくなった筋肉をほぐしていく、マッサージすることで、足にたまった血液が心臓に戻りやすくなります。

血液が心臓に戻りやすくなると、体への負担が軽くなって、心のストレスも楽になっていきます。また、朝のめまいや立ちくらみを防ぐのに役立ちます。

お尻の上の部分(仙骨:おしりを触った時にふれる骨)

ここには体をリラックスさせる大切な神経が通っています。

首、肩、背中、ふくらはぎ、おしり、これらの部分でかたくなっている筋肉をゆっくりとほぐしていくことで、朝の体調不良が良くなっていきます。

体全体のバランスを整えることで、
朝起きられない、めまい、立ちくらみなどの症状が和らいでいきます。

起立性調節障害の症状を和らげるための自宅整体法とは?

STEP
鎖骨をゆっくりとさする(1回3分)

鎖骨を首下、真ん中付近のかたい骨部分から肩方向に向かって、右に3分、左に3分、片側ずつさすります。さすり方は、手のひらの中央に鎖骨を当ててさすります。

STEP
おしりの骨をさする(1回3分)

お尻の中央にある骨をさすります。さすり方は、手のひらの中央に骨が当たるようにしてさすります。

STEP
ふくらはぎをもむ

かたくなっているふくらはぎの筋肉をほぐしていきます。痛い部分なので、ゆっくりやさしく、もみほぐしていきます。もみ方は、親指と人差し指でふくらはぎの筋肉をはさむような形でもみほぐします。

まとめ

子どもが朝起きられない、頭痛や腹痛を訴えるなどの症状は、単なる甘えではなく、起立性調節障害という病気が隠れている可能性があります。

不登校児童の約30-40%に見られるこの症状は、自律神経の乱れによって引き起こされます。

朝の症状が特に強く、午後に回復するという特徴があります。

起立性調節障害は早期発見と適切な対応が重要です。

なぜなら、見た目ではわからないからです。

目に見えない隠れたところに原因があることがほとんどです。

子供様の様子がいつもと違うと感じたら、
専門医への相談することをお勧めいたします。

お子様の症状はつらいと思いますが焦らず、お子様のペースに合わせた支援を行っていきましょう!

また、ゆっくりと回復を見守っていきましょうね。

塾長

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ごあいさつ

塾長のご挨拶

五誠塾では、2500年の歴史を持つ論語と弟子規、
そして禅の教えを通して、子どもたちの心を育み、
未来を切り拓く力を養います。

一人ひとりの個性を大切に、共に学び、成長できる
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エンパワー五誠塾 吉本幸司

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