不登校のお子様を持つ保護者の方は、「このまま学習が遅れてしまうのでは?」「将来が心配」という不安を抱えていらっしゃると思います。
論語には「学んで時に之を習う、また説ばしからずや」という言葉があります。
これは、無理なく楽しみながら学ぶことの大切さを教えてくれます。
このブログでは、不登校のお子様の心に寄り添いながら、焦らずに始められる学習方法について伝えていきます。お子様と保護者の方に、心の支えとなる考え方をご紹介させていただきます。
- 不登校で悩んでいるお子様のための学習支援
- 焦らない、心の回復が最優先
- 学習習慣作りのためのポイント
論語に学ぶ不登校生の学習サポート:焦らない学びのすすめ
不登校のお子様と保護者の方にとって、学習の遅れは大きな心配ごとの1つになっていると思います。でも、焦る必要はありません。2500年以上も人々の心を支え続けてきた理論語の教えから、お子様に寄り添ってた学習方法を考えてみましょう。
論語が教える「学び」の本質
原文:子曰「学而時習之、不亦説乎」
書き下し文:子曰く、「学びて時に之を習ふ、亦た説ばらずや」
日本語訳:「学んだことをその時々で実践・経験を通して習熟していて、自分自身にやっていることは嬉しいではないか」
論語での「習う」は、教科書を繰り返し読むような簡単な復習ではありません。
論語で言う「時には」というのは、「今すぐ」という意味ではありません。
お子様の心が落ち着いているとき、やる気が出てきたとき、興味が湧いたときなど、その子どもにとって最適なタイミングを大切にするという意味です。
つまり、論語の学びとは:
- 知識だけを詰め込まない
- 行動、実践する
- 自分の心と向き合いながら進む
- 焦らず、一歩一歩確実にできることを行う
不登校のお子様にとって、この「論語の」考え方はとても励みになると思います。
学校に行けない、今の時期は休養が必要な時期かもしれません。
でも、その時期を経て、お子様の学びたい心、やる気が出てくる時がくるはずです。その時がくるまで焦らずに待ちましょう。
不登校で悩んでいるお子様の心の回復を最優先に
不登校のお子様にとって、「勉強」は大きな心の重荷となっております。
論語の教えにもあるように、今は心の回復を最優先にする大切な時期です。
お子様の心が疲れているサインには、以下のようなものがあります:
- 夜眠れない、朝起きられない
- 「勉強しなきゃ」という言葉を忘れるもの、始められない
- 一部細やかなことで涙ぐんだり、イライラしたり、怒ったりする
このような状態のときは、まず心を休めることが大切です。
勉強のことは一旦脇に置いて、お子様が「ホッ」と安心できる環境づくりを心がけましょう。
不登校で悩んでいるお子様の学習習慣づくりのポイント
お子様の心が少し落ち着いてきたら、無理のない学習習慣づくりを始めてみませんか。 大切なものは、小さな目標から始めることです。
- 1日1分でもよいので、そのとき読んでみたいと感じた教科書を開く
- 好きな教科の問題をを1問だけ解いてみる
- オンライン学習を10分だけ試してみる
これらの小さな一歩が、お子様の自信につながります。
「できた!」という成功体験を繰り返すことで、少しずつ学びへの意識が芽生えてきます。お子様のペースを大切にしながら、楽しみながら学び習慣を育んでいきましょう。
まとめ
不登校のお子様と保護者の方にとって、学習の遅れは大きな心配事の1つです。
「学校に行きたくない」今の時期は、心の回復を最優先に考えましょう。
まずは、お子様が「ホッ」と安心できる環境を作ることが大切です。1日1分の読書や、好きな教科書の問題を1問だけ解くなど、とても簡単な小さな目標から始めてみましょう。
今はとにかく焦らず、お子様のペースを大切にしながら、楽しみながら学びながら習慣を育んでいくことが大切です。
お子様の「やってみたい」という気持ちが芽生えるまで、見守っていきましょう。
ごあいさつ
塾長のご挨拶
五誠塾では、2500年の歴史を持つ論語と弟子規、
そして禅の教えを通して、子どもたちの心を育み、
未来を切り拓く力を養います。
一人ひとりの個性を大切に、共に学び、成長できる
「ふれあい教室」を目指しています。
ぜひ、五誠塾で お子さまの無限の可能性 を広げてみませんか?
エンパワー五誠塾 吉本幸司
五誠塾は、すべての子ども達が安心して過ごせる居場所です。
ひとりひとりのペースに合わせ、オンラインまたは対面で「生きる力」を育みます。
自分と周りを大切に思う気持ち、将来どんなひとになりたいか
塾長と一緒に少しずつ考えていきましょう。
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