「ランドセルが重たい」と子供様が訴えていませんか?
また、「甘え」と言っていませんか?
「ランドセルが重たい」という言葉は、
子どもの切実な訴えかもしれません。
「ランドセル症候群」という言葉を聞いたことはありますか?
実は、「ランドセルが思い」というこの言葉が
子どもの不登校につながる可能性があるのです。
本記事では、ランドセル症候群の実態と、
それが不登校とどのように関連しているのか、
そして「甘え」ではない子どもの悩みについて詳しく解説します。
・ランドセル症候群とは?
・ランドセル症候群と不登校の関係
・「ランドセルが重い」という言葉の危険性
・重いランドセルへの対策
・ランドセルの選び方
ランドセル症候群とは?子どもの体と心への影響
ランドセル症候群とは、重いランドセルを毎日背負うことで起こる
身体的・精神的な不調のことを指します。
具体的には、肩こりや腰痛、頭痛といった体の痛みだけでなく、
学校に行くことへの不安や憂鬱さも含まれます。
今、教科書だけではなく、タブレットをランセルの中に入れたりしています。
小学生の体格に比べて、ランドセルの重さが適切でないことが多いのが現状です。
水筒や体操着など、毎日の荷物を全て詰め込むと、
ランドセルの重さは平均で7kg以上にもなることがあるそうです。
この重さは、小学生の体重の15〜20%にも相当する重さです。
ランドセルの重さが子どもの体に大きな負担をかけてしまっています。
では、なぜ、ランドセルと不登校が関係しているのでしょうか?
ランドセル症候群の具体的な症状チェックリスト
■体の症状
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・背中の痛み
・足裏の痛み
・猫背
■心の症状
・理由もないのに疲れる
・朝起きれない
・やる気がでない
・集中力がない
・記憶力が続かない
・落ち込みが激しい
・急にイライラする
・一人になりたい気持ちが強くなる
ランドセルって体にも心にも影響を与える大事なものなんだね!
不登校とランドセルの関連性 – ランドセル症候群が引き起こす問題とは?
1.小学生の90.5%がランドセルが重いと感じていることが判明。ランドセルの重さ平均は約4㎏
小学生1~3年生の90.5%が「ランドセルが重い」と感じていると回答。保護者の85.8%も子どもにとってランドセルが重すぎるのではないか、と感じていることがわかりました。ランドセルの重さは平均3.97kgで、3Kg以上ある割合は65.8%とかなり多くの小学生が重いランドセルで通学していることが判明しました。2.重いランドセルで「通学ブルー」を実際に感じたことのある小学生が約3人に1人
ランドセルが重たいと感じている小学生の中で、2.7人に1人が重い荷物を背負うことが億劫で登校を嫌がった経験があるという結果になりました。更に3.1人に1人が通学時に肩や腰・背中など身体の痛みを訴えたことがあることが判明し、小学生の約3人に1人が既に「ランドセル症候群」に陥っていることがわかりました。
ラとンドセル症候群は、単なる体の痛みだけでなく、
子どもの心理面にも大きな影響を与えます。
重いランドセルを背負って長時間通学することで、
学校に行くこと自体が苦痛になってしまうことが多いようです。
調査によると、ランドセルが重たいと感じている小学生の約3人に1人が、
重い荷物を背負うことが億劫で登校を嫌がった経験があるという結果が出ています。
つまり、ランドセル症候群は不登校のきっかけになる可能性が高いのです。
子どもが突然学校に行きたがらなくなった場合、
ランドセル症候群が原因の一つになっていないか、
注意深く観察する必要があります。
そっかー、ランドセルがこんなに影響与えるなんて知らかなった
「甘え」ではない – 子どもの悩みを理解する
「ランドセルが重い」と訴える子どもに対して、
「甘えている」と片付けてしまっていませんか?
子どもの体格に合わない重さのランドセルを毎日背負うことは、
大人が想像する以上に大きな負担になっています。
子どもが体の痛みや学校への不安を訴えた時、
まずは真剩に耳を傾けることが大切です。
ただ、話を聞いてあげるだけでよいのです。
「頑張れ」や「我慢しなさい」といった言葉かけではなく、
子どもの気持ちに寄り添い、一緒に解決策を考えることが重要です。
失敗しないランドセルの選び方:3つのポイントで子どもの健康と心地よさを考えよう
ランドセルは小学生にとって6年間一緒に生活するお友達です。
6年間使うものだからこそ、選ぶには注意が必要です。
どんなものを選べばいいの?
心配しないでくださいね。
ここでは、ランドセル選びで失敗しないためのポイントをご紹介いたします。
失敗しないランドセル選び:3つの重要ポイント
1.実際に子どもに背負わせてチェックする
2.素材と耐久性を確認する
3. アフターサービスを確認する
実際に子どもに背負わせてチェックする
ランドセルは6年間使用するものなので、子どもの体に適しているかどうかは非常に重要です。
- フィット感:背負いひもが肩に食い込まないか
- 重さ:子どもが負担なく背負えるか。ランドセルを背負って腰が痛くならないか。
- 使いやすさ:子どもが簡単に操作できるか
ランドセルは6年間使うものなので、
実際に店頭で子どもに背負わせて確認することが大切です。
素材と耐久性を確認する
ランドセルの素材によって特徴が異なります。
主な素材の特徴は:
- クラリーノ(人工皮革):軽くて手入れが楽、耐水性がある
- 牛革(天然皮革):やや軽くて丈夫
- コードバン:非常に丈夫で型崩れしにくい
見過ごしやすい縫い目の状態もチェックし、
6年間の使用に耐えられるかを確認することも大切です。
アフターサービスを確認する
信頼できる店でご購入し、アフターサービスを確認することも
ランドセル選びでは重要なことです。
- 修理サービスの存在と内容
- 保証期間(何年保証期間があるか)
ランドセル選びで失敗しないためのポイントは
実際に子どもと一緒にお店に行って、ランドセルを着用することです。
おしゃれなランドセルがたくさんありますが、
デザインだけで選ぶと、使い心地が悪かったりすることがあります。
ランドセルは6年間使うものなので、カタログやネット通販で選ぶのではなく、
実際に着用して心地よいものを選ぶことが、ランドセル選びで失敗しないコツです!
ランドセルって、勉強道具を入れるだけではなく、
何気に子どもの健康にも関わっている重要な存在なのです。
デザイン、オシャレさだけで選ぶのではなく、
子どもの健康(肩こりや腰痛)にも気遣ってあげて、
購入してくださいね。
ランドセル症候群と不登校を防ぐための対策
ランドセル症候群と、それに伴う不登校のリスクを軽減するために、以下のような対策を考えてみましょう。
- 置き勉の活用:
学校の許可があれば、教科書を学校に置いておくことで、ランドセルの重さを軽減できます。 - ランドセルの選び方の見直し:
子どもの体格や体力に合った軽いのランドセルを選ぶ。 - 荷物の整理:
毎日の学校に持っていく持ち物を見直し、本当に必要なものだけを持っていく。 - 子どもの声に耳を傾ける:
子どもが体の痛みや不安を訴えた時は、真剣に受け止め、一緒に解決策を考える。 - 専門家への相談:
肩こりや腰痛、心の不安などの症状が改善しない場合は、小児科の受診や、学校のカウンセラーなどに相談する。
五誠塾でも相談が可能です!まずは無料相談をご利用ください。
まとめ
ランドセルの重さは、子どもの体と心の健康に大きな影響を与え、
不登校のリスクもひそんでいます。
子どもの訴えは、決して「甘え」ではなく、真剣に受け止めるべき問題でもあります。
子どもの声に耳を傾け、適切な対策を講じることで、
健やかな学校生活を送れるよう助けてあげてください。
子どもの健康と幸せな学校生活のために、
私たち大人ができることはたくさんあると思います。
子どもの未来のために一歩一歩進んでいきましょうね!
あなたの子育てを応援いたします。
ごあいさつ
塾長のご挨拶
五誠塾では、2500年の歴史を持つ論語と弟子規、
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